りんごの美味しい季節です
私たちにとって、身近なフルーツの一つである「りんご」。
丸く真っ赤な果実は、かわいらしい印象を与えてくれます。
実りの秋に旬の時期を迎えるりんごですが、種類によって、香りや味わい、食感などに違いがあることをご存知ですか?
りんごの種類やそれぞれの美味しさを解説するとともに、キムラフルーツ/フルティエールキムラのとっておきのりんごスイーツについてご紹介します。
りんごの種類とそれぞれの特徴は?
りんごは、世界中で愛されているフルーツの一つです。
世界には、約15,000種ものりんごが存在しており、日本ではそのうち2,000種類ほどが栽培されていると言われています。
たくさんの品種が存在するのは、それだけ人々の生活に身近であった証拠なのでしょう。
実際に、過去の名画や文学作品にも、「りんご」というモチーフは数多く登場しています。
さて、そんなりんごの品種の一部をご紹介します。
・紅玉
・ふじ
・つがる
・シナノゴールド
・ジョナゴールド
・名月
りんごの種類別に、それぞれの特徴をチェックしてみましょう。
★紅玉
紅玉はアメリカ原産の甘酸っぱいりんごです。
明治4年に日本に持ち込まれ、今なお愛され続けている人気の品種。
甘いりんごの品種が増えている中、紅玉は比較的酸っぱいりんごです。
焼きりんごやアップルパイ、りんごのケーキなど、りんごスイーツや加工品にも広く使われています。
★ふじ
国光とデリシャスという2つの品種をかけ合わせて作られたりんごで、甘さの中に爽やかな酸味が引き立つりんごです。
シャキシャキとした食感が特徴的で、そのまま食べても美味しいでしょう。
ふじの特徴は、生育段階で農家が一つ一つ、果実に袋をかぶせて育てること。
ただ最近では袋掛けをしないで太陽を直接浴びて育つ、「サンふじ」の方が聞き馴染みがあるかもしれません。
また貯蔵性にも優れているため、一年を通して楽しみやすい品種と言えます。
★つがる
こちらは、ゴールデンデリシャスと紅玉をかけ合わせて作られた品種です。
こちらは甘いりんごの一つ。
りんごらしいフレッシュな甘さを感じられる一方で、酸味はほぼありませんから、幼いお子さまでも食べやすいでしょう。
こちらも、太陽の光を直接浴びた「サンつがる」の方が有名ですね。
果汁の多さも、つがるの特徴の一つです。
りんごジュースにしても美味しくいただけます。
★シナノゴールド
ゴールデンデリシャスと千秋をかけ合わせた品種で、黄色い見た目のりんごです。
やや大ぶりなため食べ応えがあり、黄色いりんごには珍しく、酸味を感じる味わいが特徴的。
シナノゴールドのシナノは長野県のことです。
長野生まれのりんごには、ほかにもシナノスイートやシナノドルチェ、シナノリップ、秋映といった種類があります。
★ジョナゴールド
ゴールデンデリシャスと紅玉をかけ合わせた品種で、アメリカで誕生しました。
甘味と酸味のバランスが良く、サクッとした比較的、柔らかめの歯ごたえです。
りんごジュースやその他のフルーツと混ぜて、ミックスジュースに加工するのも人気です。
★名月
名月は、ぐんま名月とも呼ばれる品種です。
その名前のとおり、発祥は日本の群馬県。
表皮の色は基本的に黄色ですが、日があたった面だけは、ほのかに桃色に色づきます。
美しいグラデーションの色合いが楽しめるでしょう。
名月の魅力は、たっぷりと蜜が入っていて強い甘味があるところです。
デリケートで保存しづらいという特徴はあるものの、近年人気が急上昇。
しっかりと冷やしていただくのがおすすめですよ。
りんごの果肉はなぜ変色するの?
自宅でりんごを食べる際に、「切ったあと、すぐに茶色く変色してしまう…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
りんごの果肉が変色するのは、りんごに含まれるポリフェノールの作用によるもの。
ポリフェノールが空気中の酸素に触れると、酸化反応が進みます。
果肉の変色は、この酸化反応によるものです。
変色を予防するためには、切ってすぐのりんごを、数分間塩水につけておくと良いでしょう。
塩分量や塩味が気になる場合には、水に少量のはちみつを混ぜた「はちみつ水」でも同様の効果を期待できます。
こちらの場合、ほんのりと自然の甘さがプラスされるため、お弁当のデザートにもおすすめですよ。
またりんごの果肉の変色しやすさは、実はりんごの種類によっても異なります。
ふじやシナノスイートは変色しやすいりんごですが、つがるは比較的、変色しにくいです。
また、青森県で生まれた「千雪」という品種のりんごは、「時間をおいても果肉が変色しないりんご」として知られています。
これは、りんごに含まれるポリフェノールの量が少ないためです。
種類別の特徴にも目を向けて、りんご選びのヒントにしてみてください。
「毎日食べると健康を維持できる」は本当?
ポリフェノールをはじめ、さまざまな栄養素を豊富に含んでいるりんご。
「毎日食べれば医者いらず」なんて言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
りんごに含まれるポリフェノールは、近年話題の抗酸化作用が期待でき、生活習慣病や老化の予防に役立つと言われています。
健康や美容意識が高い方にとって、嬉しい効果が期待できるフルーツですね。
このほかにも、りんごには水溶性食物繊維のペクチンが豊富に含まれています。
消化器官のバランスを整えると言われているので、「食欲の秋」にはぴったりです。
なお、りんごに含まれるペクチンは、加熱調理によって量が増えることがわかっています。
りんごを加熱して作るアップルパイや焼きりんごは、ペクチンをたっぷりと摂取したいときにもおすすめですよ。
健康効果を期待してりんごを食べる場合、1日あたり2分の1個程度を意識してみてください。
無理なく美味しく習慣化していきましょう。
【キムラフルーツ/フルティエールキムラ秋の収穫祭】おすすめりんごスイーツは?
スーパーに行けば、一年中手軽に入手できるのが、りんごというフルーツの特徴でもあります。
とはいえ、多くのりんごが旬を迎えるシーズンは秋。
特に果実の味わいが濃厚になる季節ですから、ぜひ堪能してみてください。
旬のりんごを使ったスイーツは、絶品ですよ。
キムラフルーツ/フルティエールキムラでは、りんごの香りや味、食感を活かして、各種スイーツに仕上げています。
中でもおすすめなのは、
・紅玉の焼きりんご
です。
加熱してりんごの甘みや旨みをじっくりと引き出したスイーツは、生のりんごとは全く異なる味わいを楽しませてくれるでしょう。
りんごの種類にも注目しながら、贅沢な秋の時間を満喫してみてくださいね。
生のりんごのフレッシュさを楽しみたい方には、
・まるごとりんごジュレ
・りんごデザート
・りんごゼリー
といったフルーツデザートをご用意しています。
どちらも、キムラフルーツクオリティーで選果したその時期に美味しいりんごを使い、贅沢に仕上げた商品です。
華やかな飾り切りで、アニバーサリーにもぴったりな雰囲気になっています。
秋の果物と言えばりんご!スイーツで楽しもう
秋に旬を迎える果物と言えば、りんごです。
そのまま食べても、アップルケーキやパウンドケーキにしても美味しい果物ですよね。
またジャムやりんごジュースに加工すれば、贈り物にも良いでしょう。
スーパーでりんごを購入する際に、その品種にまで注目して選ぶ方は少ないかもしれません。
しかし、種類豊富なりんごは、品種によって味や食感、香りが大きく異なるという特徴があります。
品種にまでこだわって、ぜひ自分好みのりんごを探してみてはいかがでしょうか?
フルーツ専門店であるキムラフルーツでは、旬のフルーツをふんだんに使ったスイーツ作りにも力を入れています。
果物の魅力を存分に引き出して作ったスイーツは、これまでとは違った感覚を楽しませてくれるでしょう。
毎年秋には、収穫されたばかりの旬のりんごを使って、各種りんごスイーツを展開しています。
フルーツのプロが、それぞれの種類の美味しさを見極めて作った自慢のスイーツばかりです。
焼きりんごやりんごゼリーなど…ちょっと特別な日のおやつや手土産にもぴったりですよ。